不動産購入の基礎知識

不動産売買取引の流れを簡単な絵を交えてお教えします。
不動産購入の基礎知識

(社)近畿圏不動産流通機構のご説明

不動産を売却したいが、なかなかよい買主がみつからない、あるいは不動産を購入したいが良い物件がみつからないという悩みを解決するのが建設大臣指定(社)近畿圏不動産流通機構(レインズ)です。
レインズは近畿2府4県の3万業者の不動産情報5万件の物件を集中管理しております。会員はホストコンピュータとオンラインすることにより情報をすばやく提供でき、また依頼をうけた売却物件の登録もスピーディーにできます。

REINS(レインズ)とは

Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の略称で、建設省及び(財)不動産流通近代化センターが共同して開発し、建設大臣から指定を受けた全国37の不動産流通機構が運営している不動産情報交換のためのコンピュータ・ネットワーク・オンラインシステムです。

(社)近畿圏不動産流通機構を通じた不動産取引の流れ

不動産を売りたいとき

まず売主様は京都府宅建協会加盟不動産業者に目的物件の依頼をします。依頼を受けた不動産業者は、物件調査、価格査定等を行います。
そして媒介契約を締結します。その媒介契約には、3つの契約方法があり売り主様が3つの契約方法の中から選択します。
1つ目「専属専任媒介契約」 という契約方法で、京都府宅建協会加盟店一社にしか依頼できませんが、
イ) 1週間に一回以上、文書により業務処理状況を報告します。
ロ) 建設大臣指定不動産流通機構に5日以内に情報を登録し、
早期の成約に向けて積極的に努力します。
(*) 依頼者は、自ら発見した相手と目的物件の売買もしくは交換の契約は結べません。

2つ目は「専任媒介契約」という契約方法で、京都府宅建協会加盟店一社にしか依頼できませんが、
イ) 2週間に1回以上、文書により業務処理状況を報告します。
ロ) 建設大臣指定不動産流通機構に7日以内に情報を登録し、
早期の成約に向けて積極的に努力します。
3つ目は「一般媒介契約」という契約方法で、複数の業者に依頼できますが、依頼先を明示する型と、非明示する型があります。あとは依頼を受けた業者が、近畿圏不動産流通機構(レインズ)に依頼物件を媒介契約締結後ホストコンピュータへの登録をします。

不動産を買いたいとき

まず買主様は、最寄りの京都府宅建協会加盟不動産業者に購入相談の依頼をし、資金計画や価格・沿線・地域・間取り等の希望条件等が話し合われます。依頼を受けた不動産業者は、買主様の希望条件に合う物件情報が、近畿圏不動産流通機構(レインズ)ホストコンピュータにあるか検索し、素早く希望物件情報を入手します。買主様の希望に適った物件があれば、物件の案内や現地の案内、及び周辺環境等の説明を不動産業者からなされます。
この過程で、買主様のニーズと合致すれば、売買契約成立です。